出社
勤務開始時刻までは、事務室でスタッフ同士で雑談しながら過ごしています。
勤務開始時刻までは、事務室でスタッフ同士で雑談しながら過ごしています。
現場で必要な器材の積み込みなどの準備をして、会社の車で現場に移動。現場に到着した後は点呼を行い、作業を開始します。
作業の進捗や現場の列車の間合いにもよりますが、およそ12時頃に昼休憩となります。車の中でお弁当を食べることが多いです。
昼休憩後は、再度点呼を実施。午前中からの作業内容の変更などがないか、情報を共有してから作業を再開します。
現場作業が終わった後は事務所に戻り、器材の片付けや翌日の準備を実施。責任者以外のスタッフには書類作成などの事務室での業務はなく、残業もほとんどせず帰ることができます。
チーム全体で作業内容の確認を行い、準備にかかります。
会社の車に全員で乗り合い、現場へ出発します。
いよいよ作業開始です。この日は2時間作業した後、60分の休憩を挟んで再び作業。トータルで5時間の作業でした。休憩時間は車内で仮眠をとる人もいれば、雑談したり、スマホゲームで遊んだりする人もいます。
現場から会社に戻り、全員でミーティングや機械の点検などを行います。
食事をとるもよし、ぐっすり眠るもよし、元気なら休みの日は釣りに行くもよし。お疲れ様でした!
作業責任者
入社6年目
入社後に軌道作業責任者の資格を取得しました。現場の把握から作業員への仕事の割り振り、そして作業終了後の数値チェックから記録の提出までが仕事です。現場の状況はそれぞれ違うので、作業員がスムーズに作業できるよう、どのような現場かを把握し、あらかじめしっかりと考えてから指示を出すようにしています。こういった配慮ができるようになったのは、先輩の指導のおかげなんです。
6年目になり、仕事はひと通りわかってきたなと感じています。現場では先輩と一緒に動くので、教えてもらったことを一つひとつ身につけていくことを繰り返して仕事を覚えてきました。最近では自分なりに考えられるようになったところもあるので、思ったことを話すようにしています。先輩は皆さんきちんと話を聞いてくれますね。そのうえで話し合った結果、自分の考えを採用してもらえることもあれば先輩のやり方を選択することもあります。
実は私は朝起きるのが苦手なタイプなので、逆に良かったのかなと思っています。週末もしっかりと休めるので、独身時代は友人たちと遊んでいましたし、日中の時間を自由に使えるので、趣味の釣りに出かけられることもうれしいです。家族がいる今では、夜勤が終わって私が帰宅したら、家族みんなで朝ごはんを食べます。その後就寝し、夕方になると保育園に子どものお迎えに行きます。夕食もまた家族揃って食べてから出勤します。子どもがまだ小さいので「パパと夜一緒にいられない」と言われるとつらいですが、家族との時間もしっかりととることができています。頑張った結果、少しずつ資格などが増えてきて、同時に給与が上がってきていることも励みですね。今後は溶接やバックホーの資格取得も目指したいと考えています。
17時前に仕事が終わって、早く帰宅できる日もあるんです。それから、勤務中はずっと作業をしているわけではなく「待機時間」という車で待つ時間もあります。そういうときは、スマホを見たりもしています。皆さん自由に過ごすこともあれば、仕事の話をしたり、趣味の話なんかをしたりもしますよ。
副所⾧
入社19年目
22歳までは美容師をしていました。ですがアレルギーになってしまったことや収入面での不満があったことで、転職を考えていたときに出会ったのが当社でした。当時の部⾧に面接してもらって、当日か翌日にはもう働いていましたね。
作業自体は21時から5時30分の勤務時間の中の、大体3時間くらいなんです。あとは準備や片付けの時間、待機時間ですね。待機時間は車の中で過ごしています。1日の作業量は決まっているので、早めに終わることがあれば定時より早く帰って来ることもありますよ。
この仕事は列車の走行に影響することなので、少しのミスも許されません。だから、ルールや決まりごとはかなり多いんですよ。それをしっかり守ることがとても大事ですね。たとえ面倒だなと思っても、ルールにはそれが必要な理由がある。若手の育成の際にも「ルールだから守れ」と押し付けるのではなく、その理由をしっかり理解してもらうことを大事にしています。
やはり日中の時間が自由になるのはいいですね。子どもの学校行事にも普通に参加できるんです。朝帰宅すると顔を合わせるので会話もしますし、夕方も子どもたちが帰ってくる時間にはまだ家にいるので、18時~19時くらいに一緒に夕飯を食べます。夜勤は21時からなので、20時すぎには会社に向かうようにしています。
少し大変なことがあってもへこたれず、前向きに頑張ってくれる人ですね。もちろんミスはない方がいいのですが、やる気があって頑張っている人が失敗しても、それを怒る人はいませんよ。私たちがしっかりとカバー・アドバイスします!
レール溶接技術者
入社10年目
建設土木系の会社で1年ほど働いていましたが、単調な働き方が合わず、働き方を変えたいと思い盛岡軌道での仕事を始めました。実は元々は下請けで当社の仕事をしていたので、その時期と合わせるともう20年近くなります。
現在は、鉄道のレールを溶接しています。溶接して削って仕上げるんです。高さもしっかりと決められた通りにしないと、電車の走行に影響しますし、気を抜けない仕事です。ですが、それも逆に面白いというか、そういうきっちりやっていくという仕事が自分には合っているんですよね。社内でもこの仕事ができる人は6人しかいないので、頼ってもらえることもうれしいですし、責任感を持って仕事をしています。
日々の業務をしっかりと覚えて成⾧していくうえで、それぞれの適性を上司が見てくれています。「この資格をとったらどうだろう」と会社からすすめられて取るケースが多いです。自分の場合は、せっかくだからというくらいの気持ちだったんですが、実際に資格を取得してやり始めてみたら面白かった。全国的にも持っている人が少ない資格なんですよ。
私は超夜型人間なんです。夜勤って特殊な仕事かもしれませんが、自分には向いていますね。家族もこの働き方に慣れていると思います。朝帰宅して、家族と朝食をとった後は昼過ぎまで就寝して、起きて少しぼーっとしたらもう夕方です。17時~18時に夕食をとったら19時くらいには出社の時間です。自分は昔からかなり早く出社するタイプなんですよ。早く会社に行きたい。落ち着いてしっかり準備したいですし、会社にいると落ち着きます。若い頃は、車をいじったりドライブしたりもしましたが、今はとにかく寝ることが1番です(笑)。先日の休みには家族と動物園に行ったのですが、「もう帰ろう」と子どもに言われてしまいました(笑)。
腰を据えて取り組むことができる人にはぴったりですね。この仕事は経験を積み重ねるうちに、どんどん面白くなっていきます。すぐに合う・合わないを判断せず、じっくりやってみてほしいです。資格も少しずつ増えていったり、自分の得意分野が見つかったり、やりがいもいろいろありますよ。